Superior Essexが「Essex Solutions」へマグネットワイヤブランドを一新
ジョージア州アトランタ — マグネットワイヤおよび通信ケーブル業界の世界的リーダーであるSuperior Essexは...
Essex Furukawa Magnet Wireは、持続可能な未来を実現する取り組みを重視しています。環境に配慮した生産を行うために、マグネットワイヤ工場や、金属加工工場、化学処理拠点では、埋め立て廃棄物ゼロを達成しています。また、4月に最高経営責任者(CEO)のブライアン・キム氏が掲げた、ビジョン2030計画の重要な取り組みの一つでもあります。
この数か月の間に、Essex Furukawaの全拠点で、埋め立て廃棄物ゼロの評価が行われ、その結果、北米の3拠点、欧州の全3拠点、中国と日本の事業所が「埋め立て廃棄物ゼロ」の認証を取得しました。
工場が「埋め立て廃棄物ゼロ」を達成するためには、工場から排出されるすべての廃棄物の98%以上が埋め立てられないようにする必要があります。また、これには下流で廃棄物を受け入れる資材管理組織における廃棄物も含まれます。
「全世界の拠点で埋め立て廃棄物ゼロを達成することは、常に野心的ではあるが達成可能な目標である」と、持続可能性プロジェクトマネジャーのオースチン・ロビンソン氏は述べています。「この評価のためにビジネスリーダーや工場長との共同作業を始めたとき、ベースラインがどこにあるのか、埋め立て廃棄物ゼロを達成するためにどのような作業が必要なのかは未知数でした」
「私たちの多くの場所が、この目標に向けて進んでいることを知ったとき、私たちは興奮しました。私たちは、改善すべき領域を特定できたことに興奮し、勇気づけられました」
この評価は、持続可能性コンサルティング機関がEssex Furukawaと共同で行ったもので、その結果は以下の通りです。
北米では、3つの拠点で「埋め立て廃棄物ゼロ」の認証を受けることができました。
北米の他の工場では、フォートウェイン(インディアナ州)とシムコー(カナダ)の2つのマグネットワイヤ工場が、それぞれ97%と96%の転換率でしきい値をギリギリでクリアできませんでした。フォートウェイン工場では、その廃棄物が見落としによるものであり、プラント管理プロセスの改善によって解決可能であることが示されました。シムコー工場では、誤って埋め立てられている廃棄物のうち1%が今後回収可能であり、さらに2%が緩和・削減のために利用可能であると確認されました
コロンビアシティ(インディアナ州)にある金属加工センターの評価は90%で、転換できる廃棄物は8%に上ることが確認されました。最後に、フランクリン(テネシー州)にあるマグネットワイヤ工場は、「埋め立て廃棄物ゼロ」の評価が83%に留まりました。工場廃棄物のうち14%が排水であることがわかり、現在、その廃棄物を是正するための調査が行われています。
ヨーロッパでは、3つの拠点すべてが、「埋め立て廃棄物ゼロ」の認定を受けました。
分析できたアジア太平洋地域の市場では、「埋め立て廃棄物ゼロ」と、判定されました。マレーシアの2つの工場では、Covid-19の影響により分析が遅れています。
「Essex Furukawaは、持続可能性に対して全体的なアプローチを採用しています」と、キム氏は言います。
「私たちは、ビジョン2030に向けた進捗状況に関して透明性を担保します。それには、成功例を強調することと、改善すべき点を指摘することが含まれます。
「私たちは、すでに埋め立て廃棄物ゼロを達成している拠点を誇りに思っています。また、現在必要な転換率に達していない拠点に対しては、次のステップを準備しています」
Essex Furukawaについて
Essex Furukawa Magnet Wireは、自動車、エネルギー、産業、商業・住宅分野の主要なOEM、ティアワンサプライヤー、業界最大手の多くに採用されているマグネットワイヤを提供する、世界的なリーディングカンパニーです。アトランタを拠点とする同社は、いずれもマグネットワイヤ製品の開発とカスタムソリューションのリーディングカンパニーである、Essex Magnet Wireと古河電気工業株式会社が2020年に設立したグローバルな合弁会社です。Essex Magnet Wireと古河電工の両社の強みを活かし、2世紀以上にわたる経験と知識を結集して、卓越した製造技術と優れたカスタマーサービスの提供とともに、技術革新を推し進めていきます。 www.essexfurukawa.com