エセックス古河、第3号となるサステナビリティ年次報告書で素晴らしい結果を発表
ATLANTA, GA – Essex Furukawa Magnet Wire today released its third annual ...
電球が消えたようでした。この拠点では、実際に電球をすべて撤去したのです。
エセックス古河は、全体的な持続可能性とビジョン2030への継続的な投資を通じて、北米、欧州、アジアの工場やオフィスビルで、蛍光灯をよりエネルギー効率の高いLEDに置き換える取り組みを始めています。こうした照明の多くには、10分間動きを感知しないと自動的に50%に減光する人感センサーが設置されています。その後、さらに5分間動きがないと照明は完全にシャットオフされます。
北米のエセックス古河のエネルギー技術エンジニアであるGreg Bosk氏によれば、このプロジェクトが成功した理由は 3 つあります。
「まず、より環境にやさしいということです」とBosk氏。「耐用年数の長さと従業員の満足度も併せ、理にかなっています。環境への責任を高めるには、小さなステップが必要ですが、その旅の新たな一歩となる取り組みでした。」
今回の変更で、エセックス古河では、北米で旧式の144ワットの蛍光灯器具を48ワットのLED照明器具に交換し、広い領域を自動的に制御および管理できるようになりました。
LED照明には、電気使用量が少なく環境にやさしい、より明るいことに加え、蛍光灯の寿命が1万時間であるのに対し、5万時間から10万時間と長寿命というメリットもあります。また、LED光は熱の発生が少ないため、空調の節約にもなります。
米国エネルギー省によると、LEDの節電効果は最大で75%にも上ります。同省はまた、LED技術を使用する改修や新規の設置が増えるにつれて、LED照明によるエネルギー節約効果は2035年までに年間569TWhを超える可能性があると推定しています。この数字は、1,000MWhの発電所約100か所の年間エネルギー出力に相当します。
Bosk氏はまた、古いグリッドを再構成して効率を高める取り組みも行いました。
「当社の照明レイアウトの多くは何年も前からのもので、時代遅れで非効率的、場違いになっています」と同氏。「LEDは明るく、場合によってはより効果的な照明となり、これにより、スペース当たりに必要な照明器具の数を減らすこともできました。」
他のプロジェクトに比べ、自然の偉大な力から大きな恩恵を受けているプロジェクトの1つに、フォートウェインのマグネットワイヤ工場での窓の修繕があります。
Bosk氏は過去2年間、メンテナンススタッフと協力して、古く、黒く塗りつぶされた窓を修復し、古くなった塗料を取り除いて、自然光が工場の床に降り注ぐようにしてきました。
「この建物を建てた人たちには、それなりに理由があったはずです。だからこそ今このような自然光が得られているのです」と同氏。冗談で「願わくば、窓の修理業を続けたいですね」と続けます。
エセックス古河は、エネルギー消費量を10%削減し、エネルギー使用量の32%を再生可能エネルギーから調達するというビジョン2030の目標をグローバルで設定しています。
利用可能な場合には自然光ソリューションを取り入れることで、施設がこうした数値を充足しやすくなります。
エセックス古河は、ビジョン2030の指導原則と、持続可能性への全体的なアプローチに引き続き取り組んでいます。2022年版持続可能性レポートへはこちらからアクセスできます。